先日のAmazonプライムデーでBeatsXが4990円になっていたので買ってみた。
動機としてはWeb会議に使える手頃なワイヤレスイヤホンが欲しかった。
というのも、すでにAnkerの安いトゥルーワイヤレスイヤホンを持っていて以前一度仕事の打ち合わせで使ってみたのだけど、音切れ(特にマイク)がひどかったり電池がすぐ切れたりで使い物にならない。じゃあAnkerが特別悪いのかというとそんなこともなさそうで、同僚でAirPodsやAirPods Proを使っている人が複数人いるが、何だかんだ接続トラブルや音切れが発生しがちな印象である。
Apple製品でさえそうなのだから、普及してきたとはいえ人類にワイヤレスオーディオはまだ早いのかなーと思いつつ、余りあって便利なのも確かで、会議中に歩き回ったりコーヒーを淹れに行ったり、飽きてきたら筋トレやストレッチしたり(カメラオフ推奨)といった身軽さは捨てがたい。
そこで、両耳つながっている分案外安定しているんじゃないかなという期待と、値段につられて購入してみることにした。
古い商品とはいえ妙に安いから新製品でも出るのかなと思ったが、まさかのプライムデー開催中に後継のBeats Flexが発表されましたね。W1チップ搭載は変わらないけど自動再生/停止機能とかは便利そう。まあいいや。まあいいや。
以下、販売終了になったモデルではありますがせっかくなので2〜3日使った感想を書いてみます。
良い点
今のところWeb会議用途で問題は発生していない
同僚に確認してもらった限り、言われなければ普段との違いは分からない程度とのこと。こちら側でも特に問題は発生していない。
余談で、普段はEtymotic Research hf3を使っている。マイク付きかつリスニング用途でも良い音で鳴るコスパ抜群なモデルで、独特な3段キノコのイヤーピースが耳に合えばオススメです。
複数機器でのペアリング切り替えがスムーズ
今まで使ったことのあるBluetooth接続機器は複数機器での切り替えがうまくいかないことが多かったが、これはスムーズに切り替えできてストレスがない。同じApple IDでログインしている機器間はもちろんのこと、そうではない仕事用Macとも簡単に切り替えられる。
悪い点
電源LEDの位置が変
光り方でステータスを表現するLEDが電源ボタンの上にある。1秒押しとか5秒押しといった操作があるのでLEDが隠れないように気をつけて押さないと状態がよく分からない。
その他
音質は普通(主観)
私の場合は付属している2段キノコのイヤーピースに変えたらわりと良くなった。でも普通。曲によっては若干低域がダブつき気味なせいで全体的にボワっとした印象を受けるが、真面目にリスニングするよりはカジュアルに使うことを想定したモデルだと思うし、4990円という値段を考えれば納得だと思う。定価だったら少し残念だったかもしれない。もちろんWeb会議用途なら十分すぎる。
やっぱり両耳つながってるだけでもケーブルは邪魔
これは言っても仕方ない。
以上です。
私が生きてるうちに、有線モデルと同じくらい安定していて音がよくほぼ充電不要なワイヤレスイヤホンが出たらいいな。