2020年10月に聴いた音楽を、新譜を中心にピックアップします。
Autechre - SIGN
最近のリリースからすると1時間程度11曲と普通のアルバムで、音も非常にポップ。
Autechreの鳴らすキックはすごく説得力がある。1曲目"M4 Lema"などカオスな音像の中に突如としてパッドとビートが現れ楽曲として成立していく様は胸アツ。
最近のAutechreはちょっと難しくなっちゃったなと思っている人にも聴いてほしいです。
オススメは1,5,6あたり。
Call Super - Every Mouth Teeth Missing
複雑なリズムと電子音が絶妙な配置でからみ合い、一見マニアックに感じつつポップで聴きやすい。
電子音楽やクラブミュージック好きに限らず、普段ロックしか聴かない人にもぜひ。宝石箱や!
オススメは2,8,10あたり。
The Black Dog - Final Collected Vexations
2009年リリース"Further Vexations"の曲のリミックス集。
原作に比べてよりフロア向けのバキバキのビートが心地よく自然と踊り出したくなる。仕事中とか。
懐古主義に陥るつもりはないですが最初のAutechreといい、90年代のWarpからリリースされた音源はいつになっても好きだし、その周辺のアーティストも特別感をもって接してしまう。
オススメは1,8,12あたり。
Pan Amsterdam - HA Chu
トランペット奏者Leron ThomasがRAPをする時の名前(たぶん)であるPan Amsterdamでのリリース。
James Blake - Before
James Blakeの新EP。かなりテクノ。聴きやすい。無限リピートできる。
Bakongo - 3 x 2 EP
トライバルで中毒性の高いビート。