GCPの確約利用割引が難しい

March 24, 2022

はじめに

最近仕事でGCPに関わるようになった。
個人的にGCPがちょうど日本での展開を始めた頃に当時の職場で少しだけ触る機会があったのだが、まだGoogle Compute Engine(GCE)を中心にいくつかのサービスしか使えない時代だった(それでもグローバルHTTPロードバランサは衝撃的にすごかった)。
久々にクラウドコンソールを見てみたらAWSに負けず劣らず、とまではいかないまでも相当な数のマネージドサービスが使えるようになっていて隔世の感がある。
ここから本題で、GCPを割引料金で利用するための仕組みについて調べる機会があり、ちゃんと理解していないと事故りそうな仕様をいくつか知ったので自分の整理も兼ねてまとめてみる。

おことわりとして、ここで説明しているのは2022年3月現在の内容です。

GCPの割引の種類

大きく以下の2つがある。

継続利用割引

確約利用割引

継続利用割引はシンプルで分かりやすい上に自動適用なので利用者側で間違いようがないし損もしないはず。
対して確約利用割引は、しっかり計画して買えばたしかに無駄なくコスト最適化できそうなものの直感的に分かりにくいと思う。断じて私の説明が下手くそだからではない。きっとな。
そんな確約利用割引についてサポート経由で仕様確認させてもらった中で、要注意だと思ったポイントを以下に。

確約利用割引には日割りが適用されない

日付変更の基準は太平洋標準時(PST/PDT)

まとめ

いかがでしたでしょうか。難しくないですか?断じて私の説明が下手くそだからではないと思います。
まとめると、JST基準の前提かつUSが夏時間か冬時間かを考慮の上で

ということになる。ご注意ください。

@j_untanaka on Twitter

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